スターバックスコーヒージャパンは2020年11月から、
一部のアイスドリンクのカップを使い捨てプラスチックカップから、
「紙製カップ」に変更し、蓋もストローを使わずに飲める形のものに変更すると発表しました。
この取り組みによって、1杯あたり約6割のプラスチック使用量が削減でき、
年間で約6100万杯分の削減効果が見込めるそうです。
また、紙のカップは結露の影響を受けにくくするため、内側外側にラミネート加工を施してあり、
さらに、ストロー不要の蓋はコーヒーの香りが楽しめるよう従来よりも飲み口を大きく設計するなどの、
多くの改善や工夫がされているとの事です。
スターバックスコーヒージャパンが紙ストローからスタートし、
段階的に進めてきたプラスチック使用量削減への取り組みは、
今回の紙製カップ導入・ストロー不要へ繋げるための戦略だったと考えると勉強になります。
全てのプラッチック製品を一気に紙製品に変えてしまっていたら、
スムーズに受け入れられなかった可能性もあったと思われます。
このように環境に優しく、従来よりもより良い方法を試行錯誤し行動することが、
この先の世界を守って行くことに繋がるのではないでしょうか。
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