企業のコンプライアンス

みなさま、残暑お見舞い申し上げます。

今年は体に堪える酷暑の夏となり、9月に入った今でも連日厳しい残暑が続いています。夏休みの期間はどこかへ出掛けようにも、外は暑い・店は混む・物価は高いの三重苦で腰が重く、お楽しみはまた来年の夏までお預けとなりました…。

さて、そんな暑い夏の日にとても気になるニュースが舞い込んできました。

≪コンプライアンス違反による倒産が、統計開始以来過去最多を更新ペース≫

そもそも「コンプライアンス違反倒産」とは何だろう…ということで調べてみました。

帝国データバンクによると、架空の売り上げの計上や融通手形などの「粉飾」をはじめ、過積載や産地偽装などの「業法違反」、所得・資産の隠蔽などの「脱税」などのコンプライアンス違反が取材により判明した企業の倒産を「コンプライアンス違反倒産」と定義しているようです。コロナ渦において借入申込企業が続出したという「ゼロゼロ融資」の本格的な返済がスタートする時期ということもあり、企業存続のために断腸の思いでコンプラ違反に手を染めてしまった…という状況もあったことでしょう。しかし、企業のコンプライアンス違反は企業に対する信用の毀損による売上低下や損害賠償などにより、その場を凌げたとしても結局倒産に繋がる危険性を大いに秘めていることは間違いありません。

 企業が一度失った信用を取り戻すことは、並大抵のことではありません。昨今、企業に対する見方は特に厳しさを増しており、メディアの報道はもとよりインターネットやSNSを介して一瞬にして情報が拡散されていきます。顕在的リスクに加え、潜在的リスクにも目を向けて信用の確保に努めることが、多くの企業にとってのミッションとなっています。

わが社に出来ることは何だろう…

 企業が抱える大きなリスクの1つが「情報漏洩」です。漏洩した情報の重要度はもちろんですが、それ以上に「漏洩させてしまった企業の管理体制と責任」が問われます。わかりやすく言ってしまえば「情報漏洩の損害賠償」と「そんな会社に仕事は任せられないよ」という賠償と失注の大ダメージを負ってしまう訳です。「まさかこんなことが起きるなんて…」その「まさか」が実際に起きてしまうのが、こういった事故なのです。

「まさか」が起きないようにするためには、出来る限り漏洩事故が起きようもない環境を構築して管理する他にありません。

 ペーパーレスが加速度的に浸透する中でも、まだまだ紙媒体での情報漏洩リスクは依然脅威となっています。見積書、企画書、議事録などに加え、メモ用紙ですら名前や電話番号、メールアドレスなどが書き込まれていたとすれば、これも決して漏洩してはならない書類となります。お勤め先での機密書類の処理と管理、どのようになされていますでしょうか?必要な多くのリスク管理の中でも、比較的すぐに取り組める機密書類の管理について、これを機に一度見直してみてはいかがでしょうか?

まずは何でもご相談ください!

 私たちシオザワは機密書類のプロフェッショナルとして32年無事故の実績で、約4,000社様の機密書類の処理をお任せいただいております。シュレッダーをご使用中の方も他サービスで処理を依頼されている方でも、もし少しでも機密書類の管理体制に不安や疑問などをお持ちでしたら、ぜひお気軽にシオザワまでご相談ください。現状に対しての課題を一緒に探り、改善点をご提案いたします。

 より良い会社環境づくり、私たちシオザワにお手伝いさせてください!

機密文書処理なら、株式会社シオザワ リンクル事業部へ

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