平成17年より個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)が施行され、
個人情報保護に対する取り組みは、企業だけでなく、個人の方でも年々意識が高まってきています。
今回は企業と家庭に分けて、個人情報の漏洩リスクについて説明いたします。
では、世の中にはどのような個人情報があるのでしょうか?
家庭で発生する個人情報
家庭で発生する個人情報でまず思い浮かぶのは郵便物。
住所、氏名が堂々と明記されており、ハサミで切ったり、
家庭用シュレッダーで破砕したりして廃棄するのが一般的ですが、
そのまま廃棄してる方もまだまだ多いのではないでしょうか?
昔の黒のビニールゴミ袋なら中身が見えなくて、
安心感がありましたが、ゴミの分別をするようになり、
中身が見える透明ビニール袋になりました。
そのまま廃棄してしまうと個人情報が丸見えってこともあるかも知れません。
その他、電話帳などのリストもれっきとした個人情報。取り扱いには十分注意が必要です。
企業で発生する個人情報
企業で取り扱う個人情報は個人の方と比べ、はるかに種類も量も多くなります。
まず企業ではどのような種類の個人情報が存在するのでしょうか。
社員の個人情報
氏名、住所、電話番号、生年月日、家族構成、学歴、職歴などなど、重要事項がいっぱいです。
採用者、採用希望者などの個人情報
採用活動時期だと、履歴書、職歴書も大事な重要書類です。
企業によっては、お返しするか、廃棄処理をするかの対応をしています。
採用が決まったら、会社の重要書類として保管されているはずです。
顧客リストなどの個人情報
スーパーやショッップでは、お客様カードを作るのに、個人情報を提出する事もあります。
昨今では携帯から簡単にショップカードを作れるようになっています。
病院、薬局も個人情報が山盛りある場所です。
などなど、私たちは簡単に個人情報を提供しているようです。
個人情報の漏洩は企業にとって死活問題
企業で個人情報の漏洩といった問題が発生すると、
多額の賠償や信用の失墜など、最悪の場合には会社の倒産といった恐れもあります。
特に個人情報を多く取り扱う企業では、個人情報漏洩のリスク対策は重要な課題となります。
どのようなときに個人情報が漏洩するのか?
多くの事例としては、社内のパソコンにウイルス感染し、
そこから個人情報が漏洩したり、社員によるメールの誤送信などのヒューマンエラーなどが思い浮かびますが、
紙に印刷された個人情報を廃棄する際にシュレッダーなどを使わずそのままごみ箱に捨ててしまい、個人情報が漏洩してしまうことも決して少なくはありません。
※シュレッダーはとても便利な個人情報の廃棄方法ですが、廃棄量によっては手間と時間がとても掛かってしまいます。
(シュレッダーのメリット・デメリットの詳細は「機密文書の廃棄方法|シュレッダー処理のメリットとデメリット」を参照)
まとめ
多くの企業では、個人情報が漏洩しないようあらゆる対策を講じていると思いますが、全てのリスクを取り除くのは不可能に近いかも知れません。
だからと言って何も対策しない訳にはいかないと思います。
株式会社シオザワ リンクル事業部では、個人情報もハイレベルの機密文書と認識しています。
個人情報(機密文書)の廃棄にも様々な漏洩リスクが存在し、実際に廃棄処理中に事件も発生しています。
(大阪の機密文書散乱事故はなぜ起きたのか?機密文書処理の専門家が検証)
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