『巣ごもり需要で明暗が分かれた宅配業界』

新型コロナウイルスの感染拡大にもかかわらず、売上が伸びている宅配業界。
業界大手の「佐川急便」のSGホールディングスと「宅急便」のヤマトホールディングス両社は共に
コロナ禍による巣ごもり需要が増加しているため売上を大きく伸ばしています。
しかし2社の経常利益には大きな差があります。なぜでしょうか。

純利益に大きな差が出た原因は?

まずSGの売上は6348億円、営業利益は524億円純利益が372億円。
対し、ヤマトは売上が8060億円、営業利益は269億円、純利益は141億円とSGに比べると
大きく見劣りする結果になってしまいました。

2社の利益率に大きな差が生まれた原因はネット通販最大手のアマゾンとの取引によるものが大きく、
SGは2013年4月に料金の関係で折り合いがつかず、アマゾンとの取引を大幅に削減しました。
そしてSGにかわりヤマトが宅配の仕事を担当することになりました。
ヤマトは

「大量の荷物を引き受けることによる売上の大幅アップ」

「ドライバーの稼働率を引き上げることによるコスト削減」

を見出し、収益を向上させようとしました。

しかし、アマゾンのプライム会員が増え、荷物の翌日配送や配達日指定が増えたため、ヤマトは配送の人手が不足し始め、
結果として外部委託費や人件費が高騰し苦しい状況におちいりました。これが収益を思うように伸ばすことが出来なかった大きな要因です。

ヤマトの今後の打開策は?

その後ヤマトは収益改善のため、アマゾンに対し値上げをしましたが、アマゾンは地方運送業者を利用した自前の配送網整備に乗り出し、
全配送に占めるヤマトの割合を7割から3割に減らしました。

その結果ヤマトは2019年9月の中間決算で赤字に転落、たまらずアマゾンに対し、配送料金を値下げする代わりに
引受個数を増やす交渉をして配送割合を戻しました。
現在ヤマトは値引きによる配送割合の回復とコロナ禍の影響でアマゾンからの荷物は急増しているものの、
それに伴い増えていくコストを補えず、利益はあまりでていない状況です。

アマゾンから離れると収益の目処がたたず、近づけば繁忙によるコストの負担が大きくなってしまう。
確実に収益を上げるためにはアマゾンに値上げを申し出るべきですが、
申し出たところでアマゾン自前の配送網を再び拡大されて発注量が減らされてしまう可能性があります。

今後は、収益確保のため、アマゾンだけではなく他の取引会社を作ることや、
とても優れた物流を用いた新サービスを考えていくことが必要だと思います。

新型コロナウイルスの影響で目まぐるしく変化する社会を乗り切るためにも

自社だけでなく、取引会社関係など好調でも不調でも各業界に危惧する点があり、まだまだ猛威を振るうコロナウイルス。
しかしこの状況も収束すれば世の中の需要もかわり、また違う商材やサービスが生まれてきます。

目まぐるしく新しいサービスがうまれ、需要が変わる日本経済で我々シオザワも既存のシステム内容の改変や、付随したサービス、
まったく目新しい新規サービスを日々研究しており、今後展開していくつもりです。

既存のお客様に寄り添い、新規のお客様にもご協力できるサービスを提供できるよう
日々精進してまいります。機密文書の処理に関するサービスは現在も承っております。
コスト面やサービス内容、今ご利用されていらっしゃる業者様との比較など少しでも気になることが
あれば迅速に対応させて頂きますので是非、気軽にお問い合わせ下さい。

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