新型コロナウイルスの流行により、予定より1年遅れてさらには無観客で開催された
「2020東京オリンピック」については、依然コロナ禍ということもあり世界中から様々な意見、感情が沸き起こりました。
しかし、それ以上に選手の方々の熱戦、「思い」に、たくさんの感動がうまれたことは記憶に新しいと思います。
環境への「思い」も伝わる東京オリンピック
・選手の方々が眠るベッドは、200㎏の荷重に耐えられる木やスチールのフレームよりも頑丈なダンボール製の物を使用。
・表彰台には、使い捨てプラスチックを再生利用し、3Dプリンターで製作した「リサイクル表彰台」を使用。
・メダルについては、小型家電や回収した携帯電話からリサイクル金属を利用した金・銀・銅の「都市鉱山メダル」を使用。
・CO2の排出に配慮し、選手や関係者、報道陣の移動には水素燃料電池車が使用され、聖火を灯す燃料にも水素を使用。
・日本選手が着ていたオレンジ色の公式ウエアも再生ポリエステルで製作。
上記以外にも環境配慮を意図したことが多く行われていたと思います。
IOCのサステナビリティー担当ディレクターであるマリー・サロワ氏は、「持続可能な変化への意識を高めることができることを示す非常にすばらしい事例です。プラスチック廃棄物に取り組む私達の世界的活動に加わることを大変嬉しく思います。」と発信しており、五輪史上初の企業の持続可能性(サステナビリティー)への取り組みは、見ている私達の心にも強く印象に残りました。
オリンピックのみならず、このようなサステナビリティーへの取り組みは、今や欧州を中心にビジネスの必然となっており、日本企業もそれに追随し加速していかねばなりません。
しかしながらこれらの持続可能性を保つためには、企業だけでなく、私達消費者の努力も必要です。
東京オリンピックを通じて認知が進んだこの取り組みを消費活動につなげていき、この大会が果たした役割を私達も担って発信していく必要があります。
シオザワリンクル事業部の機密文書溶解処理システムも、サステナビリティーと密接!?
我々シオザワリンクル事業部のサービスの原点の1つとも言えるのが「リサイクル」です。
お客様より回収した機密文書は溶解処理ののち、トイレットペーパーに再生され、循環します。
また焼却しないことでCO2の発生を防ぎ、再生利用となれば新しい木々を伐採しないため原料となる木々も守られます。
ペーパーレスが進む中でも、まだまだ紙(書類)が必要となる場面も多くあります。
機密文書だけでなく、一般の紙ごみの廃棄についても考え方を変える必要があるのではないでしょうか。
それらの廃棄1つをとってみても、「捨てる」から「再生できる」と見方を変え、
たった1枚の紙からでも世界を変えていきませんか。