現地時間の4月3日に米Recordなど複数のメディアが「Facebookの世界のユーザー5億3300万人の個人情報がだれでもアクセスできるサイバー犯罪フォーラムで公開されている」と報じました。この報道に対しFacebookは「2019年に報告された古いデータで、データ流出の原因である脆弱性は同年8月に修正済み」とメディアに発表しました。
今回公開されている個人情報の中には42万件を超える日本のデータも含まれているということです。
Facebookは日本でも多くの人が利用するSNSでありますし、電話番号などの情報は気軽に変更できるものではないため、古いデータとはいえ、私たちにも無関係な話ではありません。
データベースは簡単にコピーできる状況になっており、当該サイバー犯罪フォーラムが削除されたとしても完全に消えることはありません。
ここ数年、デジタルタトゥーという言葉が話題になっているように、インターネット上に公開されてしまった情報を完全に消すことは現実的には不可能です。
しかし、これだけスマートフォンが普及しSNSなどのウェブツールが一般化した現在では、インターネットと関わらずに生活をしていくことも困難だといえます。
当トピックスでも何度か話をしていますが、自分の身を守るためには「セキュリティ意識を高める」ということが最も重要だと思います。
何か新しいサービスを使うときには利用規約や個人情報保護方針をしっかり確認し、理解しておくことが大切です。
情報漏えいの原因は紙媒体から?
インターネット上のデータだけでなく、紙媒体の機密情報にも同じことが言えるでしょう。
確かにペーパーレス化や、テレワークの導入で紙の排出量は昔と比べて減ってきています。
しかし、完全に使用しないわけではありません。実際にこれだけペーパーレス化が進んだ現在でも、情報漏えいの原因として紙媒体が占める割合は高いままです。
有名なドラマ「半沢直樹」でもシュレッダー処理した書類が復元される様子が描かれていましたが、本当に起こり得る話でもあります。
現実的にはこういった悪意のある行動だけでなく、些細なヒューマンエラーから情報が漏えいしてしまっているのが実情です。
さらにシュレッダー処理では目の前で裁断される安心感はあっても、対外的に書類を廃棄した証明を行うことが出来ません。
自社の情報を持っている取引先が廃棄した証明ができないというのは不安になりませんか?
不安を解決するためには
・不要になった機密文書はすぐに処分する
・ヒューマンエラーが起きないツールを使う
・廃棄証明が発行できるやり方にする
シオザワでの対応
・分別不要で廃棄が簡単、原則24時間以内の迅速な処理
・回収から処理まで未開封で行うので漏えいの心配がない
・WEB上で溶解証明書を発行。PDFで保管が出来る。
こんなツールがあったら使ってみたくなりませんか?