「全てを送り返す。フィリピンはカナダのゴミ捨て場ではない」
とフィリピン大統領は声を上げました。それに伴い、
カナダでは2021年までに使い捨てプラッチック禁止とする方針を表明しました。
日本も中国での廃プラ輸入禁止で国内での処理が追いつかなくなっています。
また、マレーシア政府が日本などから違法に持ち込まれたプラスチックごみを強制的に送り返すと発表をしました。
(以前の記事:廃プラ問題を考える「大量廃棄から循環型社会へ」)
(以前の記事:廃プラ問題を考える2「ゴミを減らすことの重要性」)
(以前の記事:廃プラ問題を考える3「海に28万トンの浮遊プラスチック?」)
「レジ袋の有料化」2020年に!
G20に向けての主要テーマとなる海洋プラッチックごみに関して、日本では
2020年4月までにレジ袋の有料化を義務つける方針を明らかにしました。
小さなことからコツコツとレジ袋自主規制をしていますが、
国内のレジ袋は年間20トン程度で、廃プラ全体の約2%とされています。
東京オリンピックから見る「廃プラ問題」
さて、2020年は東京オリンピック。
真夏の暑い時期に多くの観戦者が各国、各地から訪れます。
熱中症にならないように水や麦茶を沢山飲まなくてはなりません。
となると・・・
今話題の廃プラメインキャストのペットボトルごみが多数発生します。
そこで、私が考えたペットボトルごみを抑制する施策は・・・
- 水の量り売り販売機を設置する。
- 自宅近くのスーパーでも水の量り売りがありますが、水筒に入れて持ち運ぶ量ではありません。(私はもっぱら水道水を飲むので、利用した事はありません)
なので、量り売り販売機は350CC 500CCと2種類にします。
なぜなら、大きな水筒を持っていない人もいるかもしれません。 - 販売機にはお茶、スポーツ飲料などなどの粉末も販売。
- 粉末なら場所も取らず、いろんな種類の飲料が用意できます。
- 販売機の設置場所は?
街中だと冷たい水を維持するのに電気代が嵩みますし、量り売りは衛生的に不安だと感じる人がいるかもしれません。
それならば、コーヒーカフェに設置してみるのはどうでしょう?
もしくは、東京全面禁煙なら、タバコが売れなくなるのでタバコ屋さんに設置するのもいいかも。
コンビニ設置もいいですね。
水筒持参がCOOLとなる時代を歓迎します。
まとめ
既に、大手飲料メーカーがペットボトルごみに関しての施策を考えているかもしれませんが、私たち一般市民も自分の出したごみに責任を持たなくてならない時代が来ています。
処分にお金がかかるから、ペットボトル飲料水が1本400円になったら、自宅から水筒水持参で出勤する人が増えるかもしれま せんね。
私たち株式会社シオザワ リンクル事業部は、機密文書循環型システム携わる社会人として、一人一人がごみ環境問題を考えて行くように努力したいと思っております。
10年後には、あの時廃プラ問題に対応して良かったと感じられる自然環境でありますように。